猫の冬の留守番、寒さ対策はどうする?エアコン・ヒーターの使い分けと先輩飼い主の工夫

結論:冬の留守番は、「部屋全体はエアコンで底上げ」+「猫が自分で選べる暖かい場所」の 2段構えが基本です。共働きで日中家を空けるなら、外出先から室温を確認してエアコンを操作できるSwitchBot ハブ2があると安心感が大きく変わります。エアコンの補助や、 エアコンを使わない部屋にはペット用ヒーターを。先輩飼い主の工夫と、 低温やけど・コードかじりなどの注意点もまとめました。

部屋でくつろぐ黒猫(イメージ)
※イメージ写真

冬の留守番、室温は何度が目安?

関西電力の解説では、猫にとって快適な室温は22〜28℃前後、湿度は50〜60%前後とされ、 室温が20℃を下回る場合は暖房を使うことがすすめられています。体温調節が苦手な子猫や シニア猫はとくに注意が必要で、獣医師が書いた解説では、子猫のいる部屋は23℃ほどに、 老猫は20℃を下回らないようにすることがすすめられています。

ただ、実際の暮らし方は家によってさまざまです。次のように、先輩飼い主さんの工夫も大きく2つに分かれます。

先輩飼い主の冬の工夫

エアコンをつけっぱなしにして、電気代を5分の1に

猫3匹と一戸建てで暮らす飼い主さんは、冬の電気代が月4万円弱になったことをきっかけに対策を見直し、 月1万円強まで下げたそうです。やったことは、エアコンを18℃設定でつけっぱなしにして ドアを閉める、猫用ホットカーペットを常に使う、下が30cmほど空いた長めののれんで 暖気を逃がさない、カーテンを厚手に替える、など。逆に、ガスファンヒーターは換気の手間と猫の安全面から使うのをやめ、 こたつは猫が長時間中にこもって脱水ややけどになる心配があるため使っていない、と書いています。

エアコンなしで、ヒーターと毛布の「逃げ場」を作る

一方、冬の夜や留守番中にエアコンを使わない飼い主さんもいます。室温が6〜8℃まで下がる家で、 ペット用ホットカーペットを敷いた手作りのこたつスペース、猫ハウス、立てるタイプのペット用ヒーター、 人間用の毛布や羽毛布団を用意し、猫が寒さに合わせて自分で場所を選べるようにしているそうです。 ペット用ヒーターは低温やけどの防止を最優先に、コードは耐熱のスパイラルチューブで保護している、とのことでした。

どちらの家にも共通するのは、猫が「暑ければ離れられる」暖かい場所を用意していることです。

共働きなら:外出先から室温を見てエアコンを操作

日中ずっと家を空けると、「いま部屋は寒くないかな」が分からないのが一番の不安です。 そこで役立つのがスマートリモコンです。SwitchBot ハブ2は温湿度計が内蔵されていて、 外出先からスマホで室温を確認し、そのままエアコンをつけたり温度を変えたりできます。

実際に猫のために使っている人の声を紹介します。生後3か月の子猫を迎えた家庭では、 室温を条件にエアコンが自動でつく・止まるように設定し、それまで1日15回近く手で 操作していた手間がなくなったそうです(夏の冷房での例ですが、室温を条件にした自動運転は暖房でも同じように設定できます)。 複数の猫と暮らす別の飼い主さんは、外出先から室温を数字で確認できることで 「数値で確認できる安心」が得られたと書いています。なお、この方は温湿度計だけでは外から見られず、 ハブが必要だと買ってから気づいたそうです。ハブ2なら温湿度計が本体に入っているので、1台で済みます。

注意点もあります。使うにはWi-Fiが必要で、停電するとエアコンが止まったままになる場合があります。 自動化も、通信やエアコンの状態によっては思ったとおりに動かないことがあるので、 「任せきり」にせず、外出先からときどき室温を確認する使い方がおすすめです。

SwitchBot スマートリモコン ハブ2(温湿度計つき)
画像:Amazon.co.jpの商品ページより

SwitchBot スマートリモコン ハブ2(温湿度計つき)

エアコンなど赤外線リモコンの家電をスマホから操作できるスマートリモコン。温湿度計が内蔵されていて、外出先から室温を確認したり、室温を条件にエアコンを自動でON/OFFしたりできる。Amazonレビュー1万件超。

こんな方に
日中家を空ける間の室温が心配な方。帰宅前にエアコンを入れておきたい方
気になる点
Wi-Fi環境が必要。停電後はエアコンが止まったままになる場合があり、自動化も通信やエアコンの状態によっては想定どおり動かないことがあります。
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エアコンの補助に:ペット用ヒーター

エアコンだけでは床付近が冷えやすいので、猫が丸まれる場所にペット用ヒーターがあると安心です。 エアコンを使わない部屋では、これが「暖かい逃げ場」になります。

ペティオのハード2は、表と裏で約39℃と約32℃の2つの温度を使い分けられるヒーターです。 Amazonのレビューには「ふわふわのベッドが嫌いなうちの子も、ベッドの下に敷いたら爆睡するようになった」 「両面使えて、ほどよい暖かさ」という声がありました。

一方で「コードはカバーされているが、普通に噛まれて壊された」という声もあります。 コードを噛む癖がある子は、家具の裏を通す、カバーをさらに付けるなどの工夫をしてください。 また、同じペティオのソフトタイプのヒーターには「老猫には熱めで、低温やけどや脱水が心配。 ブランケットを重ねて使っている」というレビューもありました。猫が自分で離れられる場所に置き、 ヒーターのない場所も残しておくのが基本です。

ペティオ(Petio) ペットのための電気ヒーター ハード2 S
画像:Amazon.co.jpの商品ページより

ペティオ(Petio) ペットのための電気ヒーター ハード2 S

表と裏で約39℃と約32℃の2つの温度を使い分けられるペット用電気ヒーター。コードはイタズラ対策の金属製チューブ入り、フリースカバーは手洗い可能。Amazonレビュー700件超。

こんな方に
エアコンの補助や、エアコンを使わない部屋で猫が自分で暖まれる場所を作りたい方
気になる点
「コードのカバーを噛まれて壊された」という声があります。猫が自分で離れられる置き方にして、低温やけどに注意してください。
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電気を使わない工夫

  • 毛布・布団を多めに:先輩飼い主さんは、猫用の小さな布団より、人間用の大きくて暖かい毛布や 羽毛布団のほうが猫に好評だったと書いています。
  • 湯たんぽ:電気代がかからず、熱くなれば猫が自分で離れられます。 停電の備えとして用意したものを、そのまま日常でも使っている飼い主さんもいます。 直接肌に当たるとやけどのおそれがあるので、厚手のタオルで包んで使います。
  • すきま風を防ぐ:厚手のカーテンや、下が空いたのれんで暖気を逃がさない工夫は、 エアコンの効きもよくしてくれます。

冬の留守番で気をつけたいこと

  • 低温やけど:ホットカーペットやこたつの上で猫が長時間動かずにいると、 低温やけどの可能性があります。温度が高すぎないものを選び、離れられる場所を残してください。
  • コードかじり:暖房器具のコードを噛むと、火災や感電につながるおそれがあります。 保護チューブ付きのものを選び、コードはできるだけ見えない場所に通しましょう。
  • こたつは慎重に:中にこもって脱水ややけどになる心配から、こたつを使わない飼い主さんもいます。 使う場合は温度を低めにし、出入りしやすくしておいてください。
  • ストーブ・ヒーター類は留守中は使わない:ヒーター類はペットのやけどや毛がこげる事故が多く、 猫が何かの拍子にスイッチを入れてしまうこともあります。留守番中は片付け、コンセントも抜いておきましょう。
  • 浴室には鍵を:温かさを求めて湯船のフタに上った猫が、フタがずれて落ち、溺れる事故があります。 浴室には鍵をかけるか、お湯を抜いておきます。
  • 停電への備え:停電が復旧したときにエアコンが自動で運転を再開する「自動復帰」の設定になっているか、 取扱説明書で確認しておくと安心です。
  • 乾燥と水:暖房で部屋が乾燥しやすくなるので、水は複数の場所に置いておきます。

留守番全体の考え方は共働きで猫の留守番が長くなる時の対策、ごはんの自動化は自動給餌器おすすめ3選で紹介しています。

よくある質問

Q. エアコンはつけっぱなしにしたほうがいいですか?

A. 室温が20℃を下回る日は、暖房を使うのがすすめられています。つけっぱなしにした飼い主さんの例では、 ドアやカーテン、のれんで暖気を逃がさない工夫とあわせて、電気代を大きく下げられていました。 設定温度は家の断熱や猫の年齢によって調整してください。

Q. エアコンなしでも大丈夫ですか?

A. エアコンを使わずに、ペット用ヒーターや毛布で「暖かい逃げ場」を作っている飼い主さんもいます。 ただし子猫やシニア猫、持病のある猫は冷えに弱いので、室温が下がりすぎる家では 暖房を使うことを考えてあげてください。不安があればかかりつけの獣医師に相談を。

Q. 停電したらどうなりますか?

A. 停電するとエアコンや電気ヒーターは止まり、復旧後もエアコンが自動で再開しない場合があります。 エアコンの「自動復帰」の設定を確認しておき、湯たんぽや毛布など、電気を使わない暖かい場所も 用意しておくと安心です。

まとめ

冬の留守番は、エアコンで部屋全体を底上げしつつ、猫が自分で選べる暖かい場所を作るのが基本です。 共働きで日中が心配なら、外出先から室温を見てエアコンを操作できるSwitchBot ハブ2、 床の冷え対策や「逃げ場」づくりにはペット用ヒーターを。 低温やけどとコードかじりにだけは気をつけて、冬の準備を始めてみてください。

※ 運営者が使った商品の体験談ではなく、飼い主さんのブログや購入者レビューなど、 実際に使った方の情報をもとにまとめています。

参考にした情報

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